今日はPUF外断熱構法で、1994年12月に福岡市の閑静な住宅地に新築された、的野様の新居にお邪魔して、お話をうかがいました。
「外断熱構法」とは、聞き慣れない言葉だったのではと思いますが、的野さんはご存知だったでしょうか?
いえまったく聞いたことはありませんでした。
ではPUF外断熱構法で、ご自宅を建ててみようと決心された動機をお聞かせください。
たまたま家を建てようと思っている時に、友人から古沢さん(古沢住建(株)の社長)を紹介していただいて、古沢さんから、PUF外断熱構法で家を建ててみないかと言われ、いろいろと説明を伺って、PUF構法というものを教えてもらいました。
一番魅力があったのは、外断熱は外気の温度の影響を受けないという事と、結露が全く無いということでした。私はそれまでアパートに住んでいたのですが、部屋の中は暖かかったのですが、結露がひどくて、長く住んでいるうちに壁いっぱいにカビが生えて大変でした。母が木造の一軒家に住んでおりまして、この家は、夏は開けっ放しにしていればいいんですけど、冬はとても寒くて、住む気にはなれませんでした。PUF外断熱構法は夏は涼しく。冬暖かいということを伺ったものですから、もしそれが本当ならばいいのじゃないかと思ってお願いしました。
今年はもう冬を過ごされたわけですが、特に今年の福岡の冬は雪が降るくらい寒かったのですが、今、おっしゃいましたように、結露の問題を含めて、室内の温熱環境とか、そういったことに関して実際に住まわれてみて、いかがでしたでしょうか?
とりあえず今年の冬は「全く違う」という感じがしましたね。朝起きて、家の中に居るだけではそんなに気がつかなかったのですけれど、外を見るとすごく雪が降っていて、ああ外は寒いんだなぁと雪を見るまで感じなかったりとか、何回か今年は雪が降ったのですが、その時は確かに、今までの家とは違うなぁと感じました。朝起きて2時間位電気ストーブを入れていると、部屋の中が暖まるともう消していいんですよね、夕方ちょっと冷え込みが厳しくなる時、電気ストーブを1時間付けておくと、もう夜中の12時位までは全然暖房を使わなくていいんですから、部屋の中はとにかく自然の暖かさで快適に過ごせましたね、今年の冬は。
なるほど、以前住んでいた家に比べて、例えば、洗面所ですとか、風呂場の脱衣所とか各部屋での温度の差ですとか、そういったものは今度の新しい家でどう感じられましたか?
廊下とか、風呂場の脱衣所とか、トイレとか暖房器具を使っていない所でも温度差を感じませんでしたね。もちろん、暖房器具を使っている部屋よりは寒いのですけれど、急激な温度変化とか、お風呂に入る前に脱衣所で寒気を感じるとか、そういうのは全然無かったですね。
そうですか。まだ1年は経っていないですけれど、冬場をお住まいになって、光熱費は以前のお住まいと比べてみて数字は出ないかと思いますけれど、どのくらいの省エネになったと思われますか?
蛍光灯が白熱灯になったりと照明器具などが前の家とは全然違うものを使っておりますので、経費的には直接計算できませんが、確かに暖房器具を使っている時間が、前に比べたら半分以下から4分の1ですから、確かに安くなっているかと思います。ただそれがどのくらいか正確な数字は分かりませんけれど。
暖房を付けている時間が短いですから、かなり違うと思います。
そうですか、冬場を経験されただけですがこれから夏秋を過ごされ、1年を経過する来年の冬にでも、改めて感想をお聞かせください。どうもありがとうございました。
※このインタビューは1995年に行われたものです。
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